monopo TokyoはストリートブランドのatmosによるNew Balanceの別注モデル、“Pink Vacation”のプロモーションを行いました。
プロモーション映像・スチル・ポップアップショップの空間デザインおよびレセプションイベントのプロデュースを手掛けています。
CLIENT BRIEF
atmosによるNew Balance別注モデル「Pink Vacation」の発売プロモーション
商品の世界観を体現する映像・スチル制作・ポップアップショップの空間デザイン・レセプションイベントの企画運営
感度の高いファッションフリーク、ピンクを「差し色」として楽しむおしゃれ層への訴求
OUR PROPOSAL
「Be natural as Pink」をキーメッセージに、ピンクを通して「自分らしくいられる旅」を表現
映像・スチル・空間すべてを統一テーマでディレクションし、没入感あるブランド体験を設計
4本の短編ティザー映像を1本の長編映像に集約する2段階プロモーションを提案
フォトジェニックかつ非日常を演出する空間演出と、自然発生的なSNS拡散を意識した設計
実績値
発売から2日で全サイズ完売
SNSのKPI達成
DIRECTION
今回のプロジェクトでまず着手したのは、「Pink Vacation」というシューズテーマの再解釈でした。ピンク=ガーリーという固定観念にとらわれず、「ピンクであること」を「自然体であること」の象徴として捉え直し、「Be natural as Pink」というコンセプトを開発。バケーションを「日常から離れ、心が開放されることで自分らしさを取り戻す瞬間」と再定義し、そのマインドを通してピンクの持つ魅力を引き出すことを目指しました。
VIDEO&STILL
プロモーション映像はどこか現実離れした世界を一人旅する女の子を描いた4本のショートムービーと、それを再編集して一本の物語として再構成したロングバージョンを制作。ショートは発売前のティザーとして、ロングは発売日に合わせて公開することで、二段構えでアテンションを作る構成として提案しました。
ストーリーは、「ひょっとしたら家出かもしれない」「いつもならできないことを、一人でいる今日ならできるかも」という小さな冒険心に寄り添う形で描かれ、非日常の中で自分を解放していく感覚を丁寧に映し出しています。実は映像内の木のイラストやプロップスなどのアートワークも、monopoメンバーがいちから手がけています。
映像チームはmonopoプロデューサー菅原を中心に若手と経験豊富なベテランが組み合わさる布陣に。同世代の感性とクオリティへのこだわりが両立された仕上がりとなり、クライアントからも「過去最高の映像クオリティ」とのコメントをいただきました。
POP UP & EVENT
ポップアップショップの空間演出も、映像の世界観をベースにディレクションを実施。自然を感じさせながらも、どこか見たことのない「不思議な風景」を再現することで、来場者が写真を撮りたくなるような空間に仕上げました。きまった一画をフォトブースにするのではなく、ショップ全体で世界観を感じられるようなレイアウトを意識しています。
レセプションイベントでは、インフルエンサー5名をアサイン。事前のメディアへの提案もmonopoから行い、SNS上での話題づくりに貢献しました。
REACTION
プロモーション公開後、SNSでは想定を上回るエンゲージメントを獲得。ストリートカルチャー文脈から一歩踏み出した挑戦的な世界観ながら、ファッションフリーク層への確かな浸透を実感できる結果となりました。
そして何より、発売からわずか2日で全サイズが完売。映像・スチル・空間・イベントが有機的につながる、統合的なブランド体験設計が実を結んだプロジェクトとなりました。
Creative Director / Producer
Natsuki Sugawaramonopo Tokyo
Film Director
Ryota Ishizawa
Assistant Film Director
Hiroaki Shimizu
Director of Photography
Azariah Bjørvig
1st AC
Natsumi Iseya
2nd AC
Soki Nojirino
Gaffer
Yosuke Shimada
Lighting Assistant
Daiki Komatsu
Colorist
Max Colomidov
Online Editor
Tomoya Utsuno
Music
Masaya Tamura
Props
DODI, Munehiro Ohta, Natsuki Sugawara (monopo Tokyo), Genji Masuda
Starring
Nanami Keyes
Stylist
Keiichiro Hara
Hair&Make-up
Sayaka Arai
Production Assistant
Toui Nohara