monopo Londonはカナダグース、ライトウェイトダウンジャケットのソーシャル、デジタルキャンペーンの制作を担当しました。家に引きこもりがちになる冬に、明るい気持ちをもたらす「Play With Puffer」というコンセプトのもと、ブランドの遊び心のある一面を表現するストップモーションGIFを制作しました。また、浮遊しているジャケット、冬をイメージする寒色の風船やバブルガムを使用し、GIFだけでなく静止画でもこのコンセプトが伝わるように撮影を行いました。このキャンペーンは、ブラックフライデーの週末にカナダグースのソーシャルおよびデジタルチャンネルで展開されました。
Canada Gooseは機能性に優れたブランドであり、快適なウェアで遊び生まれる『楽しさ』も機能の延長であると捉え、コンセプトを作りました。時には物事を真剣に考えすぎず、遊ぶ時間をとることも必要です。特に心配事や口論ばかりしているような時には、遊ぶことはあなたに新しいアイデアをもたらし、状況をよくしてくれるはずです。「Play with Puffer」というコンセプトは、冬の寒さや重たさからの解放を感じたときの喜びを表現しています。ライトウェイトダウンジャケットによって遊びを刺激する方法を探求するというコンセプトのもとに、『楽しさ』を追求したキャンペーンを制作しました。また、ジャケットの特徴である収納性と軽量性を遊び心を持って実験してもらいたいと考え、予想外のシチュエーションで製品を見せることを意識しました。新しい試みをする時に感じる楽しさを感じながら、ジャケットで遊んでみてください。
アートディレクションは「パフで遊ぶ」ことをコンセプトにしました。パフにインスパイアされた背景の質感、浮遊するジャケット、弾けるバブルガム、冬を連想させる白い風船、パッキング可能なジャケットで遊ぶ人々、そして超軽量のダウンジャケットに身を包み浮かんでいる人々などで世界観を作りました。それと同時に、冬の持つ軽やかなイメージを切り取り、寒さを感じさせない季節感のあるキャンペーンにしました。全体のカラーパレットは、銀色がかった冬の白さの中で、カラフルな製品を使用することでポップさを演出しました。
製品の二つの特徴である軽量性と収納性に焦点を当てました。重ね着をして重さを感じる季節でも、浮いているような軽快な感覚を味わえること。そして、本来ならば1着だけでスーツケース全体を占めてしまっていたはずのジャケットが複数個きっちりと収納され、自由自在に遊びながらパッキングを楽しめることを表現しました。 最後のキャンペーンは、ソーシャルメディアやデジタルメディアでのエンゲージメントのためにデザインされた、静止画とストップモーションのアセットです。ストップモーションでは、実際の商品を使って、テトリスや折り紙などのストップモーションゲームを制作しました。また静止画では、製品が実際に動いている様子を表現し、モデルが宙に浮いたり、バブルガムの風船を膨らませたりして遊び心を演出しました。 本キャンペーンは、有料および自社メディアのソーシャルチャネルとデジタルチャネル(Instagram、Twitter、Facebook、ウェブサイト)にて実施されました。キャンペーンの一番の山場はブラックフライデーの週末に予定されていました。本キャンペーンはカナダグースのInstagramで最もエンゲージメント数の多いキャンペーンのトップ3に入り、わずか7回の投稿で66,700以上の「いいね!」を獲得しました。
Creative Direction / Art Direction
Mélanie Hubert-Crozetmonopo London
Graphic Design
Mai Takanomonopo London
Producer
Fred Mouniguetmonopo London
Strategy / Account Management
Mattijs Devroedtmonopo London
Stop-Motion Photography
Anaïs Zamboni
Set & Prop Styling
Helen Sirp
Still Shoot Production
Carryover