1914年創業の日本を代表するホテル運営会社、星野リゾート。高級リゾート「星のや」から、旅先の街をカジュアルに楽しめる観光ホテル「OMO」まで、さまざまなブランドラインのホテルを展開しています。欧米豪諸国をメインターゲットとした今後のインバウンド需要に寄り添うため、グローバルコーポレートサイトをリニューアル。コンセプト設計と情報設計、そして英語、簡体字、繁体字、韓国語での制作をmonopo Tokyoが行いました。
CLIENT BRIEF
海外ユーザーに働きかけるグローバルなコーポレートサイトへのリニューアル
海外市場向けの情報サイトとしても機能させ、宿泊予約数増加につなげる
OUR PROPOSAL
「星野リゾートのファンになってもらう」ためのコーポレートサイトの設計
検索エンジンからの流入を増やすためのSEO導入
海外ユーザーにとってわかりやすく、回遊を促し、もっと知りたくなるサイトデザイン
星野リゾートはコーポレートサイトの他にも、ブランドやホテルごとの自社サイトを多数展開しています。そのため、まずコーポレートサイトの役割について改めて協議するところから今回のリニューアルはスタート。「星野リゾートのファンになってもらうための場所」と位置付けられました。サイトの役割を明確にし、それに則った掲載情報の取捨選択を行うことで、より伝えたい情報がユーザーに届きやすくなります。
ホテルの所在地域やユーザーの興味、参加できるアクティビティ別など、さまざまな切り口でホテル検索を行えるような導線づくりを実施。SEOの観点でも精査を重ね、タイトル構造等、全体のテンプレートとなる基本のページ構成に工夫を重ねました。星野リゾートと日本のことを知らない海外ユーザーにとって「星野リゾートへの入り口となるガイドブック」としても親しんでもらえるようなコーポレートサイトにすることで、予約機会の創出も狙っています。
今回のサイトは、運用の負担が大きい他言語展開。更新の手間を最小限に抑えるため、CMS管理画面の構築にも工夫を凝らしています。たとえば、連動させたい施設に紐づく各情報は入稿時に選択できるよう設計。施設毎の作業を行う必要なく、情報を紐付けることが可能です。細かなヒアリングから汲み上げた情報をもとに、最適な各種プラグインとオリジナルのカスタムを組み合わせています。
星野リゾート、そして日本について知らない人にとって親切なサイトとなるよう、実際の施設画像や写真に多く触れてもらえるデザインを制作しました。全国にある施設を日本地図のイメージと一緒に表示させるなど、地理感のないユーザーへと向けた細かな工夫も随所に施しています。また、サイトの構造自体はシンプルにしつつも、星野リゾート最大の魅力のひとつである豊富な体験コンテンツプログラム「Activities」と各ブランド、各施設をしっかり見せていく構成に。「Activities」を紹介する記事はポイントを絞って魅力を伝えるフォーマットに統一するなど、読みやすさと運用のしやすさも考慮しています。
星野リゾートには、さまざまな旅行者の多様なニーズに答えてくれる特色豊かなブランドや施設があるということをデザイン面でアピールしました。サイト内のカラーはモノトーンで統一し、各ブランドにカラーを選定することで、施設一覧などでの視認性を上げ、それぞれのブランドを印象付けています。また、各施設をより端的かつ具体的に伝えるために、施設写真を一貫して使用。写真を最も魅力的に見せられるようなレイアウトやインタラクションを取り入れる点にもこだわりました。ブランドと紐づけられた「Activities」やニュースなどのページ随所には、各ブランドのマークを設置。ひと目で見分けがつきやすく、またユーザーの記憶に残りやすくデザインされています。
Account Executive / Producer
Daisuke Shigamonopo Tokyo
Director
Kensuke Tanakamonopo Tokyo
Project Manager / Planner
Tsubasa Kamiokamonopo Tokyo
Project Manager
Maho Kamagamimonopo Tokyo
Art Director / Designer
Takayuki Yokoyamamonopo Tokyo
Designer
Shigure Miyagawamonopo Tokyo
Technical Director
Shun Okadamonopo Tokyo
Front & Back-end Developer
PRMO
SEO Consulting
Digital Identity