1906年の創業以来、スポーツの力を通じて人々の生活を豊かにし、幸せをもたらすことに貢献する関西発の総合スポーツブランド、Mizuno。グローバル市場でもその存在感をより示すべく、117年に及ぶMizunoのイノベーションを「CRAZY LOVE」として伝えるグローバルキャンペーンを実施。キャンペーンの企画・制作とディレクションをmonopo Tokyoが担当しました。
CLIENT BRIEF
「Mizuno=イノベーティブ」のイメージをグローバルに広めるキャンペーン設計と制作
海外における若年層をターゲットとした新規顧客へのアプローチとブランド認知度の向上
OUR PROPOSAL
Mizunoのイノベーションの源であるスポーツへの愛を「CRAZY LOVE」として捉えるブランドメッセージ
グローバルへと向けたデジタルコミュニケーションの設計
強いメッセージングとクラフト性を重視した各種制作物
ISSUE & APPROACH
ブランドのグローバルな認知度の向上と「革新的」なイメージの獲得が掲げられた当キャンペーン。ブリーフィング時には、未来的な世界観や新プロダクトの可能性を示唆するクリエイティブのイメージが挙げられました。しかし、ターゲットであるミレニアル世代の視点やグローバルでの社会的動向を踏まえて考察した結果、ビジュアルで未来感や革新性を映し出すのではなく、革新的なプロダクトを生む「ブランドの姿勢」を提示することが本質的だとmonopo Tokyoは考えました。そこで、ブランド創業から117年間、直向きにスポーツを愛し続けてきたMizunoの姿勢に「イノベーションが絶えず生まれる背景」を見出してもらえるブランドメッセージを考案。この強いメッセージングを軸としたグローバルキャンペーンを設計しました。
CONCEPT & IDEA
小さなボールを小さな穴に入れることに必死になったり、そのために人生をかけて何度も何度も繰り返し同じ動作をしたり。追いかけられてもいないのに、ただひたすら走り続けたり。そんな「スポーツ」という人間の行動は、一歩引いた視点から見つめることで、ある意味狂気的とも捉えることができるという発見がありました。するとさらに浮かび上がってきたのは、117年という歴史の中、スポーツを行う人々を観察し、その単純な動きを研究し、様々なギアを開発して支え続けてきたMizunoの愛。こうして「CRAZY LOVE(クレイジーな愛)」をMizunoのイノベーションそのものと捉えたブランドメッセージを考案しました。
CREATIVE
ブランドフィルムとキービジュアルの制作では、競合のグローバルブランドと肩を並べるため、国内にいながらもインターナショナルかつ幅広い年齢層のチームを編成。チームプロデュースではNAKAMA Film、映像監督にはJovan Todorovicをアサインし、世界や時代の流れを汲んだクリエイターが多数参画しました。シニカルなトーンのナレーションのメッセージングやBGMにストイックな質感の映像を掛け合わせることで、コンセプトの「CRAZY LOVE」を絶妙な世界観で表現しています。
COMMUNICATION
今回のキャンペーンでは、デジタル上のコミュニケーション設計からmonopo Tokyoが行なっており、それぞれのタッチポイント別にユーザーにアプローチを測る制作物を提案しています。まず、初めてMizunoに触れる場でのフックとしてブランドフィルムとキービジュアルを制作。画、音、ナレーション、登場人物のスポーツスキル等、あらゆる点において高クオリティを追求した映像と「CRAZY LOVE」を語るキービジュアルが存在感を発揮し、ユーザーの興味を喚起します。その次に、興味を持った人が訪れ、より深くブランドについて知る場として特設サイトLPを設置。Mizunoのイノベーションを伝えるコンテンツが展開されています。このLP内のコミュニケーションデザインもmonopo Tokyoが考案し、Mizuno契約選手のスポーツに対する「CRAZY LOVE」を知ることができるインタビュー映像と記事を制作しました。
Business Producer
Kensuke Tanakamonopo Tokyo
Creative Producer / Project Manager
Yukiko Kubotamonopo Tokyo
Creative Director / Copywriter
Tatsuya Ishikawa
Planner / Copywriter(JP)
Tomoki Inagumamonopo Tokyo
Copywriter(EN)
Aya Apton
Interview writing
Maho Kamagamimonopo Tokyo
Art Director
Tran Minh Villageoismonopo Tokyo
JP KV Designer
Akira Yamaguchimonopo Tokyo
Director / DOP
Jovan Todorovic
Executive Producer
Kenj Sato
Producer
Simon Amar
Production Manager
Anna Hashimoto
Production Manager
Yuki Defago
Production Coordinator
Hana Nakao
Cast Care
Ruri Fukagawa
1st AD
Sean Reyes
1st AC
Anthony Rilocapro
2nd AC
Yuji Suzuki
3rd AC
Akira Hayakawa
DIT
Tomo Goshozono
Gaffer
Arata Ijichi
Key Grip
Junya Yamamoto
Wardrobe
Takumi Iwata
Hair & Make-up
Phoebe Lin
Transport Coordinator
Tooru Hayakawa
Casting Director
Kensaku Watanabe
Offline Editor
Matt Osborne
Colorist
Mikey Rossiter
VFX Editor
Slavko Gravic
Composer
Nemanja Mosurovic