NEKOMA MOUNTAIN REBRANDING

ネコマ マウンテンは福島県の旧アルツ磐梯と猫魔スキー場2つの山がリフトで繋がって誕生。国内最大級の広さを誇ります。
誕生前から現在に至るまで、たくさんのスキーヤー・スノーボーダーに愛されて続けてきた場所であるネコマ マウンテン。さらに多くの方に来ていただくため、今回のリブランディングでは、30〜40代の都心に暮らすかつてのスキー・スノーボード愛好者たちをメインターゲットに設定。
日常の忙しさやストレスから離れ、もう一度冬の自然で思い切り遊びたいと願う層に焦点を当てています。

学生向けでも、超高級リゾートでもない、ありのままの自然が広がるフィールド。
monopoでは冬を豊かにするおもてなしや、その日その時にしか感じられない雪の表情、連結したことによってさらに深くなった雪山の美しさといった「冬をまるごと味わえる場所」として「冬という季節に感動するスキーリゾート」というコンセプトを提案しました。
そして、その雪の深さや自然の表情、そこに遊ぶ人々のリアルな姿を映し出すことで、他にない情緒的な価値を打ち出しています。

当初のご依頼には含まれていなかったメインコピーですが、より直感的にネコマ マウンテンを理解してもらうために開発。ブランドの世界観である「単なるレジャーではない、厳しくも美しい冬の自然に心を動かされる体験」を体現しています。
かつてウィンタースポーツに熱中した30〜40代の大人に向け、忘れかけていた冒険心を呼び覚ます少し挑戦的な言葉を選択。都会生活の中で失われがちな「未知を求める気持ち」にそっと火を灯し、大人の再チャレンジを後押しします。

キービジュアルでは、よくある晴天と真っ白な雪のコントラストではなく、雪深い中で転んだスノーボーダーの一瞬を切り取りました。
時に厳しい自然に向き合いながらも、それを楽しむ冒険心とチャレンジ精神を体現するネコマ マウンテンの姿勢を表現しています。

ブランドビデオでは被写体の自然な表情と動きを重視し、演技ではなく、遊びに没頭するリアルな時間を捉えることに注力。地元のプロボーダーもキャストに起用しダイナミックなシーンもおさえています。撮影チームもスキー・スノーボード経験者で固め、雪や天候の変化にも柔軟に対応。天候に合わせて前日に香盤を全て再調整するなど臨機応変に対応して撮影を行いました。

また、POV（主観映像）を多用することで、視聴者が自分自身がその場にいるかのような臨場感を体験できる構成に。単なる映像美ではなく、その場にいる人の楽しさとワクワクの中に視聴者も混ざったかのように感情に訴えかけるリアルな冬の時間を届けています。

今回制作したキービジュアルや映像は、数年単位での長期利用を想定し、多様な媒体での展開を見据えています。ウェブサイトやパンフレット、SNS広告、展示会での活用や館内でのブランドビデオ上映など多岐に渡ります。
そのため複数パターンの素材を用意し、各種アセットとして納品。息の長いクリエイティブを積み重ねることで、ネコマ マウンテンの独自の世界観をしっかりと定着させていく戦略となっています。
ぜひ「冬に感動」しにネコマ マウンテンにお越しください。