NIKE SBは、NIKEが展開しているスケートボードライン。今回monopo Tokyoは、TOKYO 2020をきっかけに日本でも火がついたスケートボードシーンに迫るべく、スケボーを心から愛するスケボー女子のありのままの姿をとらえたハートフルなドキュメンタリー動画「Japan Diary」の制作と、また動画公開にあわせたグローバルキャンペーンをmonopo Tokyoが担当いたしました。動画制作から、NIKEの複数のInstagramチャンネルでのコンテンツ展開、ブランドウェブ上の記事コンテンツ制作といった幅広いアウトレットにて、スケートというスポーツの楽しさと、女性が活躍するシーンをスタイリッシュに、それでいてリアルに追求しています。なお、アウトプットは全て日本語と英語の二ヶ国語で展開しています。
このドキュメンタリーは、女子スケーターたちをありのままに紹介するウェブサイト『Skate Girls Snap』を立ち上げた足立梓さんを追った作品です。 29歳でスケートボードの魅力にハマった足立さんは、日本の女性スケートシーンがメディアの注目を浴びていないことに気づき、自分の趣味であった写真・動画撮影で周りの女の子たちのありのままの姿を紹介するプラットフォームを立ち上げました。スケーターコミュニティのさまざまな女性たちを讃え、次世代の女性スケーターに刺激を与えています。
カリフォルニア州ロサンゼルス在住の映像作家 Karen Masumoto は、何度かの訪日を通じて、多くのガールズスケーターと交流を重ねました。そのうち東京のガールズスケーターたちは、男女の格差が大きい日本で、伝統的な日本女性のイメージを打ち破っている存在であることに気付き、同時にパワフルな女性アスリートたちが、メディアの注目を浴びないことに疑問を覚えました。 一歩踏み出す勇気 ー 難しくても、仲間がいれば、そして楽しければ、挑戦できる。そんな足立さんのスピリットと、Karen Masumotoのオーセンティックなストーリーテリングで、視聴者を勇気づけスポーツの楽しさと仲間の大切さを伝える作品を創り上げました。
本キャンペーンはInstagramにおいて @nike, @nikesb, @nikewomen, @niketokyoの4つのアカウントで公開。”スポーツとしてのスケートボード”、”スケートガールズのコミュニティ”、”スケートパークの紹介”など、各チャンネルごとにテーマの異なるコンテンツ展開しながら、足立さんと友人たちの「楽しい」を追求する姿をリアルに捉えたコンテンツになっています。
本作品の制作においてキーワードとなったのが、女性のエンパワーメント。足立梓さんの活動が、女性に向けたメッセージに溢れているのはもちろん、本作品にて取材させていただいた方や取り上げるストーリーに加え、カメラの裏側でも多くの女性スタッフが本作の制作に関わりました。女性のエンパワーメントは今日の社会で「問題」として扱われがちですが、男性を取り巻く環境と比較し「競う」のではなく、純粋にスケートボードを「楽しむ」姿勢や、スケートは始めにくい、というイメージを持つ人に対して一歩踏み出す勇気を与える足立さんの姿を映し出しています。
Director
Karen Masumoto
Creative Producer
Georgi Robertsmonopo NYC
Line Producer
Yukiko Kubotamonopo Tokyo
Art Director
Mei Kanamotomonopo NYC
Director of Photography
Nobu Arakawa
Assistant Camera
Anthony Rilocapro
B cam Operator
Callum Hasegawa
Gaffer
Arata Ichiji
Sound Recordist / Mixer
Mika Watanabe
Photographer
217..NINA
Assistant Photographer
Hideaki Nagata
Stylist
Ai Takahashi
Production Assistant
Elena Assenheimer
Driver
Ryuta Doi
Editor
Andy Nagashima
Editor
Shane Lester
Colorist
Mai Lasan
Composer
LIONMILK
Graphic Design
Tran Mihn Villageoismonopo Tokyo
Online Editor
Kohei Hashimoto
Copywriting
Aya Apton
Copywriting
Toshika Kosakomonopo NYC