UNIQLO UT Global Campaign 2025

ROLE
Creative Direction, Art Direction, Casting,Video Direction & Production, Tagline, SNS Asset
DELIVERABLE
Music, Movie, Still, Store POP, Catalog, SNS movie
DATE
Mar 2025

monopo Tokyoでは2024年に引き続き、UNIQLO(ユニクロ)のTシャツコレクションであるUTの2025グローバルキャンペーン用の動画・ビジュアル・タイアップ楽曲・SNSアセット制作を担当しました。今回も東京とパリで撮影を行い、グローバル展開を前提とした制作を行いました。

CLIENT BRIEF

  • UTを特定のコンテンツIPではなくブランドそのものを主役とする戦略への転換

  • グラフィックTシャツの楽しさを体現できるキャンペーンの企画

  • UTブランドをグローバルに共通する表現を通じて強化

OUR PROPOSAL

  • パリと日本での大規模シューティングの実施

  • オリジナル楽曲の制作・アップカミングなアーティストを男女でアサイン

  • 写真・映像・カタログ・SNSコンテンツを一貫した世界観で展開

  • 楽曲とダンスをフックに、TikTokやInstagramなど各国のSNSでの話題化

CONCEPT

撮影で切り取る「グラフィックTシャツの楽しさ」

今回のキャンペーンでは、これまでの「人気IPを中心に展開する」スタイルから一歩進み、UTというブランドそのものを前面に打ち出す戦略へと転換しました。UTを通じて新しいIPやアートと出会うというブランドの存在意義を、グローバル規模で体感できるような企画が求められていました。

キャンペーンの中心となったのは、グラフィックTシャツの楽しさをどう表現するか、という点。
クライアントとのワークショップを経て、「マッチングの楽しさ」「好きなアクティビティとTシャツをリンクさせる楽しさ」「新しい出会い」など5つのテーマを設定し撮影を実施しました。現地の多様なキャストを20名以上起用し、UTらしい自由でポップな空気感をビジュアルに落とし込んでいます。

MUSIC

オリジナル楽曲が広げたUTの世界

今回の特徴的な施策のひとつが、オリジナル楽曲の制作です。歌詞から作曲まですべて今回のキャンペーンのための書き下ろしとなります。
日本語と英語の両方を自在に操る新進気鋭のアーティストを条件とし、「Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2025」を受賞したAyumu Imazuとゴスペルをバックグラウンドに持つFurui Rihoを起用。

「あらゆる世代のあらゆるお客様に、グラフィックTシャツを楽しんでもらう」をテーマに、毎日をより楽しく過ごせるよう「今を思いっきり楽しもう!」というメッセージを込めた楽曲に。ブランドのメッセージと自然につながるように設計しました。完成した楽曲は映像とともに発信され、各国のユニクロのSNSアカウントでの使用にはじまり、ダンスコンテンツやユーザー参加型の投稿へと広がりを見せていきました。

韓国のユニクロアカウントから発信されたコンテンツ例。楽曲に合わせたダンス動画が投稿された

VISUALS

ビジュアルから店頭まで、一貫した展開を実現

制作した写真や映像は、グローバルカタログの表紙や誌面をはじめ、店舗ディスプレイ、SNS広告など幅広いチャネルに展開されました。一貫性を保ったコンセプトとビジュアルがグローバルで展開されることで、ブランドの世界観を国内外に強く印象づけています。また、舞台裏映像やSNS用ショートクリップも制作し、BTSコンテンツとしてファンの共感を呼び込みました。

GLOBAL

グローバル×ローカルの視点

音楽とファッションを掛け合わせたアプローチなど、これまでのUTとは一線を画す挑戦が実現しました。一方で去年に引き続き、写真・映像・音楽・カタログ・SNSまで、あらゆる接点で一貫性を保ちながら「UTそのもの」を主役に描き出しました。
現地の空気感や文化を大切に取り込むことを意識した、monopoが得意とする「グローバルな視点とローカルな感覚の掛け合わせ」によって、UTが掲げる「自由でポップな世界観」をさまざまな国や人々に共鳴させています。

CREDITS

CLIENT
UNIQLO UT
ROLE
Creative Direction, Art Direction, Casting,Video Direction & Production, Tagline, SNS Asset
THE TEAM

Creative Director / Planner
Ryo Miyakawamonopo Tokyo

Account Director
Clara Blinmonopo Tokyo

Producer / Production Manager
Shiori Kitamonopo Tokyo

Paris Production Manager
Karin Kurodamonopo Tokyo

Japan Production Assistant
Natsu Takeimonopo Tokyo

Art Director
Claire Chen, Tran Minh Vlgmonopo Tokyo

Catalog Design
Akira Yamaguchimonopo Tokyo

Catalog Design
Naoki Iizuka

SNS Contents Producer
Natsu Takeimonopo Tokyo

▼MOVIE

Movie production
SOS IN Bel Air

Director
Issam Kechouri & SOS IN Bel Air

DOP
SOS IN Bel Air

Production Manager
Sofiane Boucif

PA
Yuki, Maiko, Elliot Johnson

Camera-DIT-Sound

1st AC
Yuji Suzuki

2nd AC
Aki Horie

Steadicam Operator
Yasutomo Kevin Yoshida

Sound Operator
Tamura Masaya

Light

Lighting Director
James Thompson

Best Boy
Takamaro Muruhara

Translator
Yota Nomura, Tsukasa Motoya, Tomonorl Ichimaru, HuhitoMurakami, Kai Sato

Art Department

Art Director
Madeline Kinney

Art Assistant
Thomas Russell, Yasmine Khalia (YKS), Rosie Hubbard

Driver
Kim Huangsung

Glam

Stylist
Hanae Uwajima

Stylist Assistant
Kanon Shimane

Hair/Make 1
Mizuho Hayashitani

Hair/Make 2
Yosuke Toyoda

Hair/Make 3
Kana Ohhira

Post Production

Edit
Issam Kechouri

VFX
Said Chaou (Lia Film)

CGI
wildchild.studio

Colorgrading
Colorgrading

BTS VIDEO
M.TIKAL

▼STILLS

Japan Photographer
Nina Sachi

Paris Photographer
Jinling & SUN

Stylist
Hanae Uwajima

Stylist(Ayumu Imazu)
Daisuke Araki

Stylist(Furui Riho)
Haruhi Hirakawa

HMU
Yosuke Toyoda, Kana Ohira, Mizuho Hayashitani

HMU(Ayumu Imazu)
Itatsu

HMU(Furui Riho)
Maho Takishima

Artist / Cast
Ayumu Imazu, Furui Riho