CASE STUDY OF

Hatarakubu Service Branding

ROLE: Branding, Creative Direction, UX/UI Design, Web Design, Front-end Developing, Back-end Developing, Copywriting, Tagline, Illustration

DELIVERABLE: Responsive Website, Illustration, Copywriting

DATE: AUG 2023

学校でも塾でもない、社会の面白さを先取りして学ぶ場所「はたらく部」。株式会社NTTドコモ docomo STARTUPの協力の元、株式会社アルファドライブが運営している中学生・高校生のためのキャリアの部活です。オープン当初から使用していたウェブサイトのリニューアルをmonopo Tokyoが行いました。リニューアルに伴い、改めてサービス目的とターゲット設定を行い、ブランドコミュニケーションの軸となるコピーとイラストも制作しています。

依頼内容

  • サービス立ち上げ後初のウェブサイトリニューアル
  • 新進気鋭なサービスを魅力的に伝えたい

提案内容

  • ターゲットの設定と訴求
  • ユニークなサービス内容を伝えるコピー
  • 学生と親世代の双方にワクワクと信頼感を伝える世界観の創出
  • ブランドコミュニケーションの軸となるサイトデザイン

新進気鋭のサービスを伝えるために

「学校でも塾でもない、学生のためのサードプレイス」という全く新たなサービスである「はたらく部」。サービス開始当時から使用されていたウェブサイトのリニューアル依頼を受け、まずクライアントと共にmonopo Tokyoが改めて行なったのがターゲット設定。そこから「はたらく部」に初めて接する人々にサービス内容を一言で伝えるコピー制作、そして新しいサービスに対する心理的ハードルを下げる世界観を作り上げるためのアートディレクションを提案しました。

日頃、主には親と学校の先生、という大人としか関わることのない学生たちが、社会で活躍する他の大人たちとも出会うことで、よりたくさんの「夢」を知ることができるサードプレイス。そんな「はたらく部」だけが持つユニークさに気付いてもらえるようなコミュニケーションを意識しています。具体的な説明が必要な箇所では、わかりやすさと信頼感を第一に重視。デザイン化された状態での確認と議論をクライアントと重ね、このバランス感を細かく決定していきました。また、今後のさらなるサービス発展と共に変容していけるようなデザインを心がけています。

ワクワク感はそのままに、サービスの具体度を上げるコピーライティング

「はたらく部」は、クライアントの「中高生がもっと夢を持てるように」という想いから生まれたサービスです。社会へと出ていく準備をする学生たちにとって、いかようにも活用できる柔軟性の高いサービスであり、その可能性は無限大。だからこそ、サービス内容を端的に言語化するのが難しいという特性がありました。

そこで、「夢を持つ」や「自己肯定感を上げる」といった「はたらく部」の掲げるサービスイメージはそのままに、サービス自体の具体度をもう一段階引き上げるべく、「夢を知る」という実際のアクションを伴う表現を採用したコピーを考案。将来が近づき、漠然と不安を抱えている学生に向け、「なぜ不安を抱えてしまうのか」というその理由を分解し、その解決策のひとつとして、社会で活躍するさまざまな大人と出会うことで将来の夢を知ることができる、という「はたらく部」ならではの寄り添い方をメッセージにしています。

全てのコミュニケーションの土台となるウェブサイトへ

初見のユーザーの記憶にも残り、さらには「はたらく部」の認知拡大をエンパワーさせるようなウェブサイトとなるよう、単なるサービスとしてではなく、ブランドとしての価値を伝えるためのアートディレクションを行いました。狙ったのは、直接的なユーザーである中高生をメインターゲットとしつつ、サービス利用の意思決定を行う親世代が目にした時に「自分の子供にもこの気付きを与えたい」と思えるようなコミュニケーション。発見とワクワク、そして信頼感を感じてもらえるような世界観をクライアントと共に定義していきました。そこからブランドのトーン&マナーやカラーコードなどを設定。「はたらく部」が今後発信していく全てのコミュニケーションの土台となるウェブサイトへと生まれ変わりました。

提案資料より

イラストを多用したカラフルなデザイン

主なターゲット層である中高生が見た時に気分が上がるような見た目のウェブサイトを目指し、キャラクター性の強いイラストとカラフルな色使いを取り入れています。また、既に多くの学生が通う学習塾といった課外時間を過ごす教育の場との差別化も意識。既存のものとは異なる視点を持った、新進気鋭の教育サービスであることをアピールするようなデザインを心がけました。

少数体制でスピーディーに、より統合的な制作を

ウェブサイトのリニューアルというのがクライアントからの主な依頼でしたが、まだ誕生して間もないサービスであったこともあり、ブランドとしての価値やターゲットに合わせたアプローチ方法、それからデザインのトーン&マナー等の設定に最も時間をかけて制作を行いました。限られた納期の中でいかに効率良く、より統合的な制作を行えるかという点にフォーカスし、アートディレクター自らがデザインとコピーライティングを担当。このようにmonopo Tokyoでは、プロジェクトに合わせて都度柔軟なチーム編成を行いながら、プロジェクトを進行していきます。

Credits

Client: 株式会社アルファドライブ

Our role: Branding, Creative Direction, UX/UI Design, Web Design, Front-end Developing, Back-end Developing, Copywriting, Tagline, Illustration

Service: はたらく部

Production: monopo Tokyo

Creative Director, Art Director, Designer, Copywriter: Takuya Kenmoku (monopo Tokyo)

Account Executive, Producer, Project Manager, Web Director, Technical Director: Daiki Terai (monopo Tokyo)

Assistant: Aiwa Otani (monopo Tokyo)

Account Executive: Kensuke Tanaka (monopo Tokyo)

Illustrator: AiLeeN(アイリン)

Designer: Mariko Kawamura

Developer: Rei Nakamura

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