CASE STUDY OF

PAXIEL PROMOTION CAMPAIGN

ROLE: Concept, Strategy, Planning

DELIVERABLE: Campaign Planning, Website Design, Front-end Development, Voice Content, Product Design, Package Design

DATE: APR 2023

1899年の創業から100年以上にわたり、日本人なら誰もが知っているような数々のお菓子を生み出してきた森永製菓株式会社。今年で発売10周年を迎えたチョコレートアイスバー「パキシエル」のさらなる認知拡大を狙い、人気声優によるボイスコンテンツを中心としたキャンペーンの設計と企画、特設サイトと各種コンテンツの制作をmonopo Tokyoが行いました。

依頼内容

  • より幅広い層への「パキシエル」の認知拡大
  • 特徴である先端厚さ7mmのチョココーティング、それによる「パキッ」とした食感を押し出したい
  • デジタルでの話題化と店舗での購買を上手く循環させるような施策

提案内容

  • 「パキッ」という特徴的な音を活かしたプロモーション企画として、声優を起用した耳で楽しむボイスコンテンツ
  • スマホのジャイロ機能を利用し、声優と一緒にパキシエルを食べている様な疑似体験ができるインタラクティブ要素
  • デジタルでの話題化だけでなく、店頭での購買にも繋がる統合的なキャンペーン設計
  • SNS上でユーザーが発信したくなる様な細かな仕掛けの作り込み

CAMPAIGN CONCEPT

「パキッ」とひと息。上質な癒しのパートナー

独自の「超厚チョコ製法」によって実現した「パキッ」という食感がクセになる「パキシエル」。森永製菓はその音がもたらすリラックス効果にも注目しており、実際に専門機関協力の下で行った実験にて、ストレス軽減につながる可能性があることを実証しています。チョコレートアイスバーとしての美味しさだけでなく、そんな特性も持った「パキシエル」が忙しい現代人の「上質なひと息に寄り添う存在」であることをより体感してもらえるよう、「パキッとひと息」をテーマとしたキャンペーンを企画・設計しました。

人気声優の「癒しのひとパキボイス」を聴きながら「パキシエル」を食べられるデジタルコンテンツをフックに、実際の生活での癒しの時間に寄り添うプレゼントが当たるキャンペーン2種を展開。また、クライアントの「施策後に売り上げにつながらないキャンペーンになりがち」という課題にも向き合い、アイスバーならではの「あたり棒」を利用した企画も取り入れるなど、商品購買を促す導線づくりにも気を配りました。オンライン・オフラインで「パキシエル」による癒しのひとときを味わえるキャンペーンとなっています。

VOICE CONTENTS

スマホ機能を駆使した癒しのボイスコンテンツ

キャンペーンの中心となっている「癒しのひとパキボイス」では、人気声優の江口拓也を“濃厚なチョコレート”役、斉藤壮馬を“甘くまろやかなバニラ”役に起用。「パキシエル」の2種類のフレーバーに扮した二人がそれぞれ日常の些細な頑張りを褒めてくれたり、ただただ存在を肯定してくれたりなど、8種のシチュエーションのボイスでユーザーの「今必要なひと息」を全肯定してくれます。本当に側で囁かれているかの様な深い癒しを感じてもらえるよう、ASMRサウンドを採用。

また、スマートフォンのジャイロ機能を利用したインタラクティブな仕様もポイントとなっています。スマートフォンを水平に置くとボイスコンテンツがスタートし、声優の「ほら、食べてごらん」の声がけと共にスマートフォンを起こすと「パキッ」という音が鳴り、声優と一緒に食べているような疑似体験ができるように。企画段階から社内エンジニアと連携し、最先端のテクノロジーを駆使した企画を提案・実現しています。

PLAY

SNSを盛り上げる、細かな演出

Twitterを中心としたSNS上での話題性に重きを置き、思わずシェアしたくなるような細かな演出にこだわりました。
「癒しのボイスコンテンツ」の中で、「ほら、食べてごらん」と促されたユーザーが一定時間“食べなかった”場合にシークレットボイスが流れたり、商品を購入しないと手に入らない「あたり棒」に書かれた「ひみつの合言葉」を入力すると、チョコ役とバニラ役の2名が一緒に登場するスペシャルボイスが体験できたりします。実際にSNS上でも盛り上がりを見せ、さまざまな好反応が返ってきています。

また、抽選キャンペーンでは、声優による「癒しボイス」が流れるオリジナルネックピローや、癒しグッズの購入に使える商品券が当たります。声優ファンだけに限らず、誰でも楽しめるようなコンテンツにすることで、幅広いユーザーの興味をそそる企画を目指しました。

Credits

Client: Morinaga & Co., Ltd.

Our role: Concept, Strategy, Planning

THE TEAM

Agency: Oricom Co.,Ltd.

Account Executive: Koki Hamada (Oricom Co.,Ltd.)

Account Manager: Ami Nishizu (Oricom Co.,Ltd.)

Creative Director & Front-End Developer: Ryo Miyakawa (monopo Tokyo)

Planner: Yosuke Maeda (monopo Tokyo)

Art Director: Akira Yamaguchi (monopo Tokyo)

Content Producer: Youki "youkiss" Ohkubo (ijigen Tokyo)

Scenario Writer: Nire Inui

Sound Director: Taiyo Higuchi (OFFICE HIGUCHI)

MA Engineer: zukio (OFFICE HIGUCHI)

Composer: Naoyuki Chikatani

Photographer: Shintaro Nakamura

Model: Akiko Nishimura

Creative Supervisor: Masahito Funada (Morinaga & Co., Ltd.), Yoshie Kuribayashi (Morinaga & Co., Ltd.)

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