CASE STUDY OF

SQUARE JAPAN CAMPAIGN
AND TV COMMERCIAL

ROLE: Art Direction, Creative Direction, Visual Direction, Graphic Design, Copywriting, Conception, Video and Still Production

DELIVERABLE: Campaign Concept and Strategy, Creative Direction, Art Direction, Photography Assets, Social Assets, Copywriting, TV Video

DATE: JAN 2023

キャッシュレス決済端末にはじまり、オンラインで販売できるツール、オンライン請求書・予約管理ツールなど、日々のビジネスをサポートするツールが揃う「Square(スクエア)」。ビジネスのあらゆる場面を支える統合型ソリューションの提供を通じて、開業したばかりの個人事業主から、複雑なビジネスを展開している大企業まで、世界中のさまざまな業種・規模のビジネスをサポートしている米国発の企業です。日本市場における認知度向上のためキャンペーン企画と設計、2種類のテレビCMをはじめとするクリエイティブ制作をmonopo Tokyoが行いました。

依頼内容

  • 規模を問わずビジネスを効率化させるサービスを提供しているブランドとしての国内における認知度向上
  • Square利用層のイメージにあるミレニアル世代の経営者だけでなく、より幅広い世代におけるブランドの認知向上

提案内容

  • 国内におけるブランド認知の向上を目的としたキャンペーンの企画
  • Squareが導入されることによって、ビジネスの可能性である「余白」が生まれる様子を伝えるコンセプト
  • テレビCM動画を含む、キャンペーンに付随した各種制作物
PLAY

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CAMPAIGN CONCEPT

「お店に余裕を。ビジネスに余白を。」

Squareを導入することで日々のオペレーションに「余裕」が生まれ、それによってビジネスの可能性である「余白」ができるということをメッセージにとしたタグライン「お店に余裕を。ビジネスに余白を。」を考案。キャンペーン全体のコンセプトに設定しました。
あっという間にビジネスがシンプルになるという機能的な側面に加え、ビジネスオーナーに新たな未来(=余白)が生まれるという情緒的な側面にも着目し、双方から訴えかけます。

TV COMMERCIAL

ブランドエンパシーを生むテレビCM

Squareのサービスを内容をわかりやすく伝えつつ、Squareをひとつ取り入れることによって店舗とオーナーのビジネスの可能性が広がる様子を伝えるテレビCM動画を制作しました。「お店に余裕を。ビジネスに余白を。」をタグラインに幅広いビジネスオーナーへと向けた第1弾に続き、飲食店オーナーにターゲットを定めた第2弾、「飲食店に余裕を。ビジネスに余白を。」編の合計2本を制作しています。

動画の中では、ある日、とある店にSquareが導入されると、みるみるうちにオペレーションが軽快に回り出す様子をカメラのスウィングで表現。導入前と導入後の雰囲気がしっかりと対比されるようディレクションしています。店のオペレーションが簡単にデジタル化されるというSquareの機能的価値と、それによって生まれる「余白」がビジネスをさらにあと押ししてくれるという情緒的価値を描きました。競合ブランドのCMではあまり見ることのない、こうしたストーリー性をもたらすことで、Squareに対する情緒的な印象も強める動画となっています。

監督兼プランナーには、さまざまなソフトウェア・ハードウェア製品の映像制作経験が豊富な大澤健太郎を起用。企画段階から手を組み、日本の幅広い世代のビジネスオーナーに響くようなストーリーと映像トーンを目指しました。音楽は、現代音楽の最前線で活躍するミュージシャンの作品を提供しているプロダクション、BLACK CAT WHITE CATが担当。Squareの洗練されたブランドイメージとグローバル企業らしいスタイリッシュな世界観を保ちつつ、日本市場にも刺さるテレビCMに仕上がっています。

COMMUNICATION

ユーザーの行動プロセスを踏まえたコミュニケーション設計

幅広い層へと向けたブランド認知を重視したテレビCMの配信と同時に、ブランドSNSの方では、実際に利用を検討している層をターゲットとしたコミュニケーションを展開。具体的なサービス内容を訴求するコンテンツの配信を行いました。30秒のテレビCMを15秒にカットダウンしたSNS用動画と、スクエアの各種サービスを個々に取り上げたアニメーションを制作しています。

ART DIRECTION

スクエアが生む未来=「余白」を見せたデザイン

「お店に余裕を。ビジネスに余白を。」というメッセージに合わせ、各種制作物のデザインの中でも「余白」が取り入れられています。日々の業務に追われることなく自分のビジネスの可能性を追求していきたいビジネスオーナーに向け、いかようにもできる真っ白のキャンバスのような「余白」が、スクエア導入によって生まれるビジネスの可能性を印象付けています。

Credits

Client: Square

Our role: Art Direction, Creative Direction, Visual Direction, Graphic Design, Copywriting, Conception, Video and Still Production

Account Executive: Marina Ishibashi (monopo Tokyo)

Creative Producer: Yukiko Kubota (monopo Tokyo) 

Creative Director: Yoshiyuki Sasaki (monopo Tokyo)

Copywriter: Maho Kamagami (monopo Tokyo)

Art Director: Akira Yamaguchi (monopo Tokyo)

Designer: Tran Villageois (monopo Tokyo)

Animation: Michele Angeloro

Planner & Film Director: Kentaro Osawa

Production Producer: Naoki Miyasaka (THE ONE.)

Production Manager: Kyon

Cinematographer: Yusuke Suga

Still Photographer: Atsushi Yoshihama

Lighting Director: Yamato Watanabe

Art Designer: Kanako Nakazato

Stylist: Yoppy

Hair and Makeup: Ayano Funasaki

Casting: Yu Matsui

Offline Editor: Yoshitaka Honda

Online Editor: Takayuki Yasoshima

MA mixer: Hiroshi Watanabe

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