monopo Tokyoは、韓国で長年にわたり美容家電を手掛けてきた HANIL ELECTRONICS の技術と経験を背景に生まれたハンディファン「baramood(パラムード)」のブランディングを担当しました。市場戦略とブランドコンセプトの設計を起点に、ネーミング、プロダクトカラー、パッケージデザイン、ビジュアルアセット制作まで、一貫してブランドを構築しました。
CLIENT BRIEF
高価格帯ハンディファン市場の拡大を背景に、独自開発のハンディファン製品をローンチしたい
市場ポジショニングからブランド戦略、プロダクトカラー・パッケージデザインまで一貫して支援してほしい
日本と韓国を軸に、将来的なグローバル展開も見据えてブランドを構築したい
OUR PROPOSAL
機能価値が飽和した市場において、「着こなすように持ち歩く風」という情緒価値を軸とした戦略・コンセプトを策定。
日本・韓国にとどまらず、グローバル展開を見据えたブランド基盤を構築し、戦略からプロダクト、パッケージなどのビジュアルアセットまで一貫してプロデュース。
カルチャーへの深い理解を持つチームによる、一貫性のあるクリエイティブ制作。
CONCEPT&STRATEGY
例年の猛暑を背景に、拡大を続けるハンディファン市場。機能性の高い商品も多く登場し、レッドオーシャンとなっている昨今ですが、今回のIBISのハンディファンも羽のないファンレス構造や高性能モーターによる強い風量など、確かな技術をもとに肌にあたる風の質にこだわった機能性価値の高い製品です。
しかし、飽和した市場で選ばれていくためには、どのようなブランドとして人々に届けていくべきなのか。議論はそこから始まりました。
機能性の高い製品だからこそ、情緒的な価値を打ち出すことで他にはない新鮮な価値を提供できるはず。その考えのもと、monopoではハンディファンを日々の装いを彩るファッションアイテムとして見せていくことを提案しました。
開発したコンセプトは、「着こなすように持ち歩く風」。
その日の気分に合わせてファッションを選ぶように風を楽しみ、毎日に心地よさと彩りを添える存在へと、ハンディファンを進化させるブランドを目指しています。
ブランド名は、韓国語で風を意味する「baram(바람・パラム)」と、英語で気分を表す「mood(ムード)」を組み合わせて開発。ブランドコンセプトを体現しながら、グローバル展開を見据え、日本語・英語・韓国語のいずれでも親しみやすい響きを重視しています。
さらに、カルチャーやファッションの文脈に精通したメンバーでプロジェクトを推進。monopoの少数精鋭体制を生かし、クライアントを含むチームで密に議論を重ねながら、ブランドの方向性を磨き上げました。
PRODUCT DESIGN
製品は全部で4モデル。タイプに合わせて「風の質感」を直感的に伝えるネーミングとアイコンを開発しました。
スペックではなく風の好みから選ぶ体験設計も、ブランドコンセプトに紐づいています。
Natural:そよ風のように優しい、自然な風。
Silky:まるでシルクのような、なめらかで心地よい風。
Blast:パワフルに流れ続ける、まっすぐな風。
Stream:ダイレクトに届く、力強い風。
ここでも、日本語・英語を問わずイメージが伝わりやすい言葉を吟味して採用しています。
また、今回のクリエイティブはデザインスタジオ「LAID BUG」と共同で制作。彼らのファッション・カルチャーへの深い理解により、ハンディファンという製品カテゴリーに縛られない表現を追求しています。
特にプロダクトカラーデザインは、日々の生活に馴染む使いやすさと、ファッションアイテムとして選びたくなる遊び心を両立。グレーとホワイトをベースに、各モデルを象徴するアクセントカラーを組み合わせたデザインを展開しています。
VISUAL BRANDING
日韓のマーケットだけではなく、グローバル展開を常に意識した本プロジェクト。
ビジュアル面でもグローバルブランドとしても成立するようなモデル8名のキャスティングを実現。
スタイリスト・Tatsuya Shimadaによって、baramoodの「着こなすように持ち歩く風」というコンセプトがファッションを通して表現されています。
アイコンカラーを効果的に用いたライティング演出により、リッチで洗練された表現を実現するとともに各モデルの違いを印象付けるビジュアルに仕上がっています。
FUTURE
ローンチ後、baramoodは表参道での期間限定ポップアップストアを展開。渋谷ヒカリエのCosme Kitchenや二子玉川 蔦屋家電での取り扱いもスタートし、夏の音楽フェス「ASOBIEXPO 2026」の公認ハンディファンにも採用されました。WEBメディアでの掲載も相次ぐなど、ターゲット層への浸透が着実に進んでいます。「風を身にまとう」という新しい価値観は、ブランドの世界観とともに市場へ広がり始めています。

左:ポップアップストア外観 右:ポップアップストア内の展示
Creative Agency
monopo Tokyo
Creative Partner
LAID BUG
Client
Yoshioka Satoshi (IBIS)
Client
Asuka Yano (IBIS)
Client / ECD
Roy Tsukiji
Client
Hojin Ishii
Account Executive
Clara Blin / Natsuki Sugawaramonopo Tokyo
Creative Director / Planner
Yosuke Maedamonopo Tokyo
Producer / Project Manager
Natsuki Sugawaramonopo Tokyo
Copywriter
Maho Kamagamimonopo Tokyo
Planner
Shotaro Kurogi monopo Tokyo
Art Director / Movie Director
Toshifumi Kiuchi (LAID BUG)
DoP / Photographer
Yutaro Tagawa (CEKAI MANAGEMENT)
DoP Assistant
Kota Noma
Photographer Assistant
Hiromu Yabuki
Gaffer
Gen Kaido
Stylist
Tatsuya Shimada
Hair Stylist
Yusuke Morioka
Makeup Artist
Asami Taguchi (HOME AGENCY)
3D CG
Shun Yazawa (CEKAI MANAGEMENT)
Set Design
Studio Puresu
Casting
kinhage inc.
Model
Sissi (BRAVO MODELS) / Hikaru Chiba (Light management) / Naledi (WEST management) / Yuki (mille management) / Reign (BAZOOKA MODELS) / Tsukina (TOMORROW TOKYO) / Ruth (AUBE management) / Aya (Office Briller)
Colorist
Haruka Ariga(Arton Film)
Online Edit
Satoru Takeuchi / Kosei Nara (Studio Interfield Corporation)
Retoucher
Senki Ryuzaki (WHITE STOUT)
Music
DISK
Graphic Designer
Kim Youngi l(LAID BUG) / Masanao Jitsumitsu (LAID BUG)
Production Manager
Yuki Motomura / Yuto Morita (LAID BUG)
Production Support
Keisuke Homan (OVERA inc.) / Yusuke Morohashi
Package Photographer
Osho Maeda