APAC 360 integrated campaign for American heritage footwear brand Red Wing Shoes Red WingがAPAC向けに展開する『ICONキャンペーン』。monopo Tokyoでは、キャンペーン企画・クリエイティブディレクション・コピーライティング・ビデオプロダクションを担当しました。
SUMMARY
Red Wing Shoesは1905年の創業以来、ブーツ業界のアイコンとして、高品質のハンドメイドシューズを提供してきました。 日本を中心としてアジアで強い存在感を持つRed Wingは、日本・韓国・台湾・タイ・インドネシア・シンガポールの若い層をターゲットにした新しいマーケティングキャンペーンを必要としていました。
CHALLENGE
Red Wingは100年以上の歳月をかけ、熱心なファン層を築き上げてきました。伝統とクラフトマンシップを守り、時を経ても変わることのない高品質なワークブーツをつくり続けています。 ブランド設立当初からの往年のファン層を大切にしながらも、新たに若年層を取り込むため、私たちは、このプロジェクトに3つの柱を掲げて取り組みました。誠実さ・正直さ・透明性です。 Red Wingブランドのアイデンティティはしっかりと固まったものなので、180度変化させた誇大広告をしようとすると、コアなファン層である中高年層を疎外する危険性があり、バランスを探る必要がありました。ブランドの築いてきた豊かな歴史に対して敬意を払いながら、若い人たちの注目を集める。古いものから新しいものへバトンを継承する表現を目指しました。
THE CAMPAIGN
このキャンペーンはレガシー(過去、現在、未来)をテーマにしています。 Red Wingは時間や場所、地位に縛られることなく、国境や階級、世代を超えて流動的かつ大胆に活動しています。Red Wingは再び文化とコミュニティの先駆者として情熱と誠実さを持ってその地位を確立しました。 Red Wingは、時代や場所を問わず、スタイリッシュでファッショナブルでありながら、品質と信頼性を兼ね備えています。 タグライン「THEN. NOW. FOREVER.」では、長年愛され続けるブランドの時代性に加え、品質やクラフトマンシップ、普遍的なスタイルが持つ精神を表現。Red Wingが象徴的であり、時代を超越し、流行に流されず、独自の道を切り開いていることを示しました。
「THEN」では、白黒とカラーを使用したヴィンテージなスタイリングで描き、ノスタルジックに表現しました。
フィルムとデジタルで撮影された「Now」は、Red Wingの2つの時代と二面性を持つ感性を伝えるため、ファッションブランド「Neighborhood」の提供する現代的なスタイリングで表現しています。
「Forever」では、Red Wingが流行語となる100年前からサステナブルであることを表現。Red Wingはアップサイクルされたコミュニティ文化を育み続けています。
「PRODUCT」にフォーカスした一本。
Red Wingのブーツを擬人化させ、Red Wingのブーツが人生の浮き沈みや傷などを持ち主と共に経験する物語を描きました。 Red Wingは、時間や場所、ステータスに縛られることはありません。国境や階級、世代を超えて流動的かつ大胆に活動しています。例えるならば、私たちのヒーローは、時代を超えて生きていて、人生の浮き沈みを経験し、そして傷ついた心を持っています。Red Wingのキャラクター・個性も、独自の道を歩みながら、流行に左右されないアイコニックな存在であり続けます。
店頭でも展開されました。
Producer / Account Executive
Georgi Robertsmonopo Tokyo
Creative & Art Director / Copywriter
Chace Fedorpoweredby.tokyo
Project Manager
Aya Aptonmonopo Tokyo
Associate CD / PA
Julie Guillotmonopo Tokyo
Designer
Nao Kawashimamonopo Tokyo
Photographer
Kageaki Smith
Photographers Assistant
Elena Assenheimermonopo Tokyo
Director
Mackenzie Sheppard
DOP
Gian Paolo Lupori
Line Producer
Maya Davis
AD
Risa Nakatomi
1st AC
Kaze Chen
2nd AC
Tomohiko Sumi
DIT
Hiro Matsuzaki
Gaffer
Makoto Kashiwakura
Best Boy
Testuya Kusu
HMU (video)
Phoebe Lin
HMU (stills)
Marisa Tipkanok
Stylist
Soichiro Kobayashi
Talent
An Jiji
Talent
Kyohei Mitsune
Extras
Kai Sandy, Nozomi de Lencquesaing, Kennedy Kawai, Moctor Diouf
Editor
Shane Lester
Colorist
Mai Lasan
English VO
Chris Fries
Japanese VO
Nozomi de Lencquesaing
Japanese Script
Kai Sandy
Sound Track & Mix
Audio Force