CASE STUDY OF

SHISEIDO WASO “Ring Toss”

ROLE: Creative Direction, Digital Experience

DELIVERABLE: Web Game

DATE: AUG 2019

「WASO」は、資生堂から発売されている「和食」のフィロソフィーから生まれたグローバルスキンケアブランドです。monopo Tokyoでは本ブランドの2019年AWのシーズンキャンペーンに合わせてWeb上のカジュアルゲーム「Ring Toss: The Game」の企画制作を行いました。
同時期にリリースされたブランドムービー(monopo Tokyoが企画制作)同様、WASOが持つ「和食」のフィロソフィーとプロダクトとの関連付けを高めるコミュニケーションをシンプルに伝えることを目的として制作しています。

シュール&プレイフル

ゲームは、にんじん・だいこん・わさび・はちみつに輪投げを行うことで、関連した新商品の情報が現れるシンプルな構成になっています。アイデアの構想段階でまずはスケッチレベルでのデザインやインタラクティブ構成を企画し、その後ブランドフィルムのようなシュールさと楽しさを共存させる世界観を構築するためにカラーやムードを企画していきました。同時にデベロッパーサイドではプロトタイプ開発を開始し、テストやクライアントとの企画合意を進めていきました。

Hold, pull, release!

開発においては大きく2つテーマに着目し、検討を行いました。一つは、ユーザがより少ないキーでゲームを操作できるようなシームレスな体験の設定、もう一つは魅力的なビジュアル演出と高い操作性のバランス設計です。最終的にはドラッグ・プルのシンプルな操作でPC上でもスマホ上でもスムースな操作ができる設計を行いました。すべての要素はCinema4D技術とammo.jsやthree.jsなどのJavascriptを使用し開発されました。

シンプルかつ洗練されたデジタル体験

カラフルなビジュアル・音楽・インタラクションを駆使し、ブラウザ上でできる最大限の体験設計を目指しました。結果、シンプルで洗練されたデジタル体験を通して、WASOの既存ファンも、通りすがりのカジュアルゲーマーも気軽に遊びながら、WASOのブランドフィロソフィーを違和感なくコミュニケーションすることに成功しています。

Credits

Our role: Creative Direction, Digital Experience

THE TEAM

Client: SHISEIDO

Agency: NEWPEACE Inc.

Production: monopo Tokyo

Brand Vision Producer: Asuka Otani (NEWPEACE Inc.)

Creative Planner & Contents Producer: Tsubasa Kamioka (monopo Tokyo)

Contents Producer: Kensuke Tanaka (monopo Tokyo)

Creative Director & Designer: Michele Angeloro (monopo Tokyo)

Developer: Misaki Nakano

Sound: Justin Frieden

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